KUSO!
終わった。普通に終わった。
ジャパンディスプレイ。
2026年4月22日、売却。
102円。300株。実現損益、-6,000円。

あぁ!
いや、もう「あぁ!」しか出ない。
文章を書く人間としてどうなんだ。語彙力どこ行った。
でも無理ダァ。
この取引履歴を見た瞬間に脳内の語彙が消失した。残ったのは「Ah!」だけ。
4月20日
俺はジャパンディスプレイを122円で300株買った。

理由?
上がると思ったから。
はい出た。またこれ。
「上がると思ったから買いました」
この世で一番ふわふわした購入理由。
綿あめか。口に入れた瞬間なくなるわ。
でも、そのときは本気だった。
株価は動いていた。
出来高もあった。
チャートもなんか強そうに見えた。
「これはまだ行くんじゃないか」と思った。
そして俺は飛び乗った。イナゴとして。もう認める。
群れが動いている。
値が動いている。
出来高がある。
「祭りか?」と思う。
「まだ間に合うか?」と思う。
「乗らないと置いていかれるのでは?」と思う。
その瞬間に俺は人間ではなくなった。
投資家でもない。トレーダーでもない。ただのイナゴ。
ローソクに吸い寄せられる昆虫。
そして4月22日。現実が来た。
102円で売却。
122円で買って、102円で売る。1株あたり20円のマイナス。
300株だから、-6,000円。
きっちり。本当にきっちり。イナゴ買いの請求書が届いた。
しかも支払期限、即日。分割払い不可。
ポイント還元なし。ただの損。
最悪。
122円の俺へ。そこは出口じゃなくて入口の形をした崖です
4月20日のジャパンディスプレイは確かに強く見えた。
始値114円・高値123円・安値110円・終値120円。
出来高117,693,100株。
前日比+9.09%。
数字だけ見ると勢いはあった。だから122円で買った。でも今なら分かる。
そこはかなり危ない位置だった。
高値123円。俺の買値122円。
天井まであと1円。
何してんの。1円て。
余白がなさすぎる。天井に頭ぶつけるどころじゃない。天井を歯で噛みにいっている。
「まだ上がる」と思って買った。
でも、その価格は先に入った人たちにとっては「そろそろ売るか」の場所だった可能性がある。
俺は未来を買ったつもりだった。でも誰かにとっては出口だった。
俺の買付ボタンは誰かの利確ボタンの反対側だった。
つらい。これがつらい。
同じ122円。
俺にとっては入口。相手にとっては出口。
対比がエグい。見えている景色が違いすぎる。
俺はライブ会場に入ったつもりだった。でも周りの客は全員アンコール終わりで帰っていた。
誰か教えてくれ。入口でペンライト振っていたの俺だけだった。

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